製品情報

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黄銅線・銅線

BRASS WIRE/COPPER WIRE

めっき線

Plated Wire

サンエツ金属は、めっき線工場において、
リフローすずめっき・銀めっき・ニッケルめっきを内製しています。

リフローすずめっき線

高い信頼性を要求される端子には、リフローすずめっき線が最適です。
品質の要求レベルが高まる中で、生産量は増え続けています。

銅や銅合金の端子を、酸化等から守ると同時に、コネクタ等挿抜が想定される用途で必要とされる強度を確保するには、めっきが有効です。リフローすずめっきとは、すずめっきを施した後、めっき層を溶解する寸前まで熱して溶融凝固させることで内部の応力を大幅に低減させ、ウィスカー発生の懸念を払拭する技術です。

銀めっき線

サンエツ金属は、2013年から銀めっき線を量産しています。
高性能で高信頼性を要求される半導体のピン等に使用されています。

あらゆる金属中で、最も電気伝導性が高いのは銀で銅は二番目です。従って、銅や銅合金の端子に銀めっきを施せば、電気伝導性を更に高めることが可能になります。また、電気伝導性が高いだけでなく、銀は電波感受性も非常に高いので、アンテナのような用途にも適しています。サンエツ金属は社内で銀めっき線を一貫生産しています。

ニッケルめっき線

サンエツ金属は、銀めっき線と併せてニッケルめっき線の量産にも、2013年から取り組んで参りました。

非常に高温の過酷な環境下で使用される銅や銅合金には、ニッケルめっきを施すのが最適です。ニッケルめっきは、耐食性に優れており、酸化したり変色したりする可能性が低い上に、高温環境下でも特性が変化し難いという長所があります。また、装飾性に優れていることから、宝飾品に用いられる事例もあります。