鍛造品
Hot Forging Precision Parts
熱間鍛造は、金属を叩いて圧力を加え目的の形状に成形すると共に、
組織を緻密にし強度を高める加工法です。
黄銅棒からの一貫生産。
黄銅棒と黄銅管を生産している砺波工場に隣接するプレシジョン工場で、
熱間鍛造と切削加工を一貫生産しています。
熱間鍛造の最大の特徴は、切削加工のみでは量産が困難な形状の加工品を短時間で量産できることです。また、万一黄銅棒に微細な内部欠陥があっても、熱間鍛造で潰されることによって出来上がった加工品がリークする危険性が低減されるという効果もあります。更に、切削加工に比して発生する削り粉の量が減少し、材料費を抑制することができます。その一方、弱点としては、金型を作成しなければならず準備期間が切削加工より長いことや、金型作成費用が高額なため、少量生産アイテムの場合は採算が合わないことが上げられます。サンエツ金属は、150トンから1,600トンまで多数の鍛造機を保有しています。また、鍛造金型は内製化しています。